2023年3月1日水曜日

テレポートを習得できない勇者達

 宮廷大魔導士ガハラバットにハメられ、無人島で生活する勇者達、そこに現れたのは無人島の山奥に薪を割ってる師匠と呼ばれる人物がいる。勇者達は飯すら取れないので、暖炉を炊いて飯を奢り話を聞いてやった。そして師匠は、そりゃお前らが悪い。修行不足だな。勇者達は涙してどうしたらいいんでしょうかと泣きつかれたので、やれやれ仕方ない。まずお前らがどこまで呪文を覚えてるか手札を見せろという。そして勇者からライデイン、魔法使いはイオナズンと次々と高度な技を見せるが、師匠は、攻撃呪文ばかりでダメだな。良く生きられたものだ。僧侶に至ってはザラキか、お前ら余程ストレスが溜まってるんだな。

師匠レクチャー

まずは移動呪文、レビテトからだな。そして逆空気噴射これを覚えないとブレーキが無く、障害物にぶつかり即死だな。それが終えたら、バギという竜巻呪文で大砲のようにして、自分を飛ばすんだ。これでマッハイチぐらいのスピードでテレポートできるだろう。つまり無人島脱出だな。お前らにはこれで十分だろう、空間を捻じ曲げて飛べるのは、まだまだ修行がいるだな。ヒントとしては3メートルぐらいのコンクリートの壁を破壊せずに突き抜けるとなるだな。

そして師匠は、手本を見せ、翌日小屋ごといなくなり、どうやら夢を見てたかのように、我々は城下町の教会にいた。

こうして勇者はルーラを覚えて、さらなる精進を重ねて、魔王城へ辿り着くのである。

ドルドル、モシャスが解かれれると宮廷魔術師に戻る。教えて正解だったな。我の仕事、サポートで何万達もの魔王達の足止めができる。早く魔導供給炉を作り勇者育成機関を完成させねばならんだな。

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